万年筆を使ってみたいけどインクの入れ方が分からない。
もしくはメンテナンス方法が難しそうなどの悩みを持っていませんか?
そんな方にはカートリッジ式万年筆がピッタリです。
今回は現在主流になっているカートリッジ式万年筆について、そしておすすめの万年筆も紹介します。
今記事を読むことでカートリッジ式万年筆の使い方から魅力までわかるでしょう。
カートリッジ式万年筆とは
万年筆のインク補充方法は主に3種類あり、インクが入ったカートリッジをペンに差し込むだけの最も簡単なインク吸入方法を採用しているのがカートリッジ式万年筆です。
基本的にはペンと同じメーカーが販売するカートリッジを差し込みます。
しかし欧州ブランドが販売するもの、特にヨーロッパブランドは共通規格のカートリッジを使用しています。
そのためペンとカートリッジのブランドが異なっても使用できることがあります。
もちろん例外もあるので、事前に確認が必要です。
カートリッジ式万年筆は便利で、素早くインク補充を行うことができるので、インクボトルよりも少し値段は高いです。
またペンがボトルからインクを吸入する姿を楽しみたいという方もいると思います。
多くのカートリッジ式万年筆はインクボトルを使用した吸入もできるます。
そのため誰でも楽しむことができるのがカートリッジ式万年筆なのです。
カートリッジ式万年筆のメリット・デメリット
カートリッジ式万年筆にはたくさんのメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。
メリットとデメリット両方を理解することであなたに合った万年筆を選ぶことができるようになるのです。
カートリッジ式万年筆のメリット
カートリッジ式万年筆の最大のメリットは、やはり手軽に素早くインク補充を行うことができることです。
インク補充方法は後ほど詳しく説明いたしますが、基本的には内部カートリッジを交換するだけです。
2つ目のメリットは持ち運びやすいという点です。
旅行先でも万年筆を使用して絵葉書を書いたり、旅の記録をつけるという方は多いです。
インクボトルはインク漏れのリスクが高い上に、持ち運びにくいというデメリットがあります。
しかしカートリッジならスペースを取ることもなければ、インク漏れのリスクも極めて低いです。
最後3つ目のメリットがインク補充で汚れることがないということ。
ボトルを使用したインク補充は手だけではなく、服やテーブルなども汚れる可能性があります。
しかしカートリッジを変えるだけならば、そんな汚れの心配もなくなりますよね。
カートリッジ式万年筆のデメリット
メリットだらけのカートリッジ式万年筆ですが、デメリットもあります。
1つ目のデメリットは選択肢の少なさです。
インクカートリッジのインクの色、インクの種類はあまり豊富ではありません。
また特定のメーカーのインクカートリッジしか使用できない可能性もあるので、自然と選択肢の幅も狭くなります。
2つ目のデメリットはインク量が少ないということです。
カートリッジ式万年筆が含むことができるインク量はコンバーター式、吸入式のものと比べると少ないです。
それでいて値段も少し高いので、出費は多くなります。
しかしもしあなたが毎日長時間万年筆を使用しないのならば、これは大きな問題ではないでしょう。
カートリッジ式万年筆のインクの入れ方
カートリッジ式万年筆のインクの入れ方は簡単で複雑な工程は一切ありません。
まずはペンに合ったカートリッジを用意します。
そしてペンからキャップを外し、その後ニブからボディを外します。
空のカートリッジを新たなものと取り換えるだけです。
ポイントはペン先を上に向けて、カートリッジを回さずにまっすぐと差し込みます。
完璧に差し込めば、カートリッジがカチッと鳴ります。
もしかすると新たなインクはすぐに出てこないかもしれません。
そんな時はカートリッジを両側から優しく押します。
イメージとしてはインクをニブへ送るような感じです。
カートリッジ式万年筆おすすめランキングTOP10
ラミー サファリ
ラミーのサファリは美しい字を書くのにピッタリな万年筆です。
多くの方が重量感と握り心地を気に入ります。
インクカートリッジはラミーのもの以外でも使用できます。
ラミーのインクは好みが分かれるので、インクアダプターを購入して他のメーカーを使用するという手もあります。
ラミーのブルーインクは最も好みが分かれますが、もし気に入ったら他のブルーインクは使用できなくなるでしょう。
セーラー 万年筆 四季折々
日本の四季をイメージして作られたの四季折々です。
四季折々はカートリッジとコンバーターの両用式。
ペン先は滑らかな書き心地で、快適なものです。
インクフローもいいので初心者でも使いやすさに驚くでしょう。
もし慣れてきたらコンバーターを使って、セーラーのボトルインク四季彩も使用してみてください。
ラミー アルスター 万年筆
ラミー 万年筆 アルスター 万年筆 LAMY AL-star カートリッジインク付き 定番の3色 EF/F/Mサイズ L26/L28/L29
アルスターはさすがドイツ製の万年筆だと感動してしまいます。
書きやすさ、デザイン、そして簡単に持ち運べる機能性もあるのです。
ボディについているインク窓はインクの残量確認を簡単にできます。
少し太めで輝くボディはビジネスシーンにピッタリです。
それでいて値段がお手ごろなのもポイントが高いです。
カートリッジとコンバーターの両用式です。
セーラー 万年筆 プロフェッショナルギア
セーラー 万年筆 プロフェッショナルギア 金 11-2036【送料無料】【ネーム入れ無料】【即納対応商品】(20000)
堂々とした気品をまとった万年筆がプロフェッショナルギアです。
特筆すべきはニブ。
心地よい柔らかさのニブは毎日の筆記に適しています。
ボディの長さ・重量もバランスよく多くの人々に愛されるまさに名品。
コンバーターも使用できるので、セーラーが誇るインクを思う存分楽しむことができます。
パイロット 万年筆 カスタム ヘリテイジ912
PILOT(パイロット) CUSTOM HERITAGE912(カスタム ヘリテイジ912) 万年筆 FKVH-2MR (20000) 【RCP】
カスタム912は滑らかでつやのある美しい黒髪のようなボディが特徴的。
カスタムの名を世界中に広めているのは、豊富な数のニブの種類。
10種類以上ニブが揃っているので、必ずあなたに合ったものを見つけることができます。
入門者も十二分に楽しめる本格万年筆。
パイロット 万年筆 エラボー
パイロット 万年筆 エラボー 樹脂軸 ブラック FE-18SR-B 【送料無料】【ネーム入れ無料】【即納対応商品】(18000)
光沢のあるエレガントあふれる見た目のエラボーは14kのニブが素晴らしいです。
柔らかなペン先は美しい日本文字を書くのにピッタリ。
また線の微妙なニュアンスも簡単につけることができます。
柔らかなタッチで、思い通りの字を書くことができる、まさに理想のペンです。
プラチナ万年筆 万年筆 #3776 センチュリー
国産の上質な万年筆を使用したい方にはプラチナ万年筆 センチュリーがピッタリでしょう。
タバコのような太めのボディは存在感抜群。
3776という名前は日本一高い山、富士山から来ています。
富士山のようにプラチナは3776で日本のトップに立ったと言っても過言ではありません。
それほど素晴らしいクオリティーがこのペンにはあります。
ラミー ダイアログ3 万年筆
ラミー LAMY ダイアログ3 万年筆 パラジュームコート/ブラック/ピアノホワイト/ピアノブラック L74
著しく現代的で無駄をすべてそぎ落としたのがダイアログ3。
実はダイアログ3はキャップレスなのです。
金のニブは柔らかくありながらも、紙をしっかりとつかむような強さもあります。
このペンはスイス人のFranco Clivio氏がデザインしたもの。
彼はこれまでに名誉ある賞を何度も受賞した一流デザイナー。
もちろんダイアログ3もデザイン賞を受賞した芸術作品です。
パーカー ソネット 万年筆 マットブラックGT
万年筆 名入れ パーカー ソネット 万年筆 マットブラックGT No. 195087- 【送料無料】 【名入れ無料】
世界で最も有名なペンの1つがパーカーのソネットです。
ペンの決して色褪せないエレガンスと洗練されたデザインが美しいです。
ニブの種類は豊富で、ペンがあなたの手に馴染みます。
ミディアムサイズでラッカーコートされたボディは大きな手にも、小さな手にもフィットするでしょう。
Namiki ナミキ ファルコン 万年筆
Namiki Falcon Fountain Pen Soft-Fine ナミキ ファルコン 万年筆 【細字】
海外で最も人気が高いペンの1つがナミキ ファルコンです。
ローマ字はもちろん美しい日本字も書くことができる、誰もが憧れるペンです。
ニブが柔らかいので、筆ペンのような字も書くことができます。
万年筆の王様のような漆黒のボディに一目惚れすること間違いありません。